森の学校

「越後松之山『森の学校』実施設計競技」の応募案。
展示室、学習室、ライブラリーなど、自然学習の場となるようなプログラムが求められた。
山のふもとにある周囲を森に囲まれた敷地で、
自然について考えるきっかけとなる建物となることが期待されていた。
私たちは、隣り合う森との関係が敷地境界線で切れてしまうのではなく、
連続的な風景をつくる中で、求められたプログラムを計画できないだろうかと考えた。
そこで、お椀のような地形を持った敷地に対して、250㎜~7500㎜の異なる高さに成長する植物を
地形の等高線に合わせて植樹することで、様々な高さの植物による草原のような風景をつくろうと考えた。
そうして出来た森の中に、プログラムを積層させることで、
階層ごとに違った森との関係が生まれるようにした。project_1-2.html